2023年12月16日土曜日

RX460

 しばらくメインマシンはRX6600XTを使っていたが、その後RTX3060を刺して LinuxとWindowsで運用していた
・Linux サーバと stable diffusion など(←こいつにはAMDはイマイチ)
・Windows Cyberpunkなどのゲーム

なぜかというとお試しで Linuxをインストールするときに誤って Monterey HDDを消してしまったからだった
MacOS上に作っていたバックアップしていなかったプロジェクトなど消えてしまって茫然自失
また MacOSは NVIDIAのドライバがなくカクカクだった動作というのも足を遠のくきっかけにはなった

Linuxと Windowsを grubで切り替えながら使い、ときどき chainloaderで Opencoreを立ち上げ Sonomaを少しかじっていた
しかし安い GPUさえ刺せば Sonomaをストレスなく使えるはずなので、
試しにマザーボードの2つめのPCIE16xスロットに RX460を入れてみようとした

・中古のRX460 を購入 最低RX400番台で、補助電源がいらないものを選んだ。


到着したので下のスロットに差そうとすると
・MBの内部USBやフロントパネル端子と干渉する(刺さるが) これはMB(ASUS TUF B660-PLUS)の作りが悪い
・ケースは Scytheオリジナル 強冷却ATXミドルタワーケース「旋風」を使っている。
 このケースは7つの拡張カードスロットの穴が開いているが、その7つめに2つめのGPUカードを入れると電源と干渉し物理的に刺さらない
 (ミドルタワーの宿命) ケースから電源ユニットを出せば刺せるが意味ない..

どうすればいいか考えたが
・でかいATXケースにする、MBを交換する 2万コース
・もう一台作る 7万+コース
・ライザーケーブルを使う

一番安くすみそうな最後のケーブルを購入した(¥2900)
電源容量650Wも不安があったがとりあえず試してみることに

届いたライザーケーブルは硬いきしめん状で取り回しはすごく悪い
とりあえず刺して逆向きにケース内に無理矢理収めて固定

NVIDIA RTX3060にDPケーブルが刺さっていると macOSは立ち上がらない リンゴマークの途中で止まる
DPケーブルを抜いてRX460にHDMIケーブルを挿すと普通に立ち上がってGPU加速も効いていた

念のため Opencoreのconfig.plistで NVIDIA GPUを殺しておいた
DeviceProperties
 <key>PciRoot(0x0)/Pci(0x1,0x0)/Pci(0x0,0x0)</key>
            <dict>
                <key>disable-gpu</key>
                <true/>
            </dict>


Windowsも2枚刺しで一応立ち上がる
2GPUを認識する
ファン音が負荷時にかなりうるさくしかも2GPU FANが共鳴して音がうなるのですごく耳障り
ときどき不安定な挙動になることがあった 一瞬画面が消えて少しするとついたりする
電源容量の問題なのか2枚差しの問題なのかライザーケーブルかはわからない

Linuxは逆にRX460+HDMIケーブルでは起動後にしばらく経つと画面がフリーズする
コマンドラインは生きている模様
ただめんどいので GPUドライバの入れ替えまでは行わなかった

騒音や不安定・フリーズなどあり最終的には使えないと判断
やむなく除去
NVIDIAを超えるパワーの Radeonが出ない限りは macOSもお蔵入りか

2023年7月16日日曜日

Sonoma Public Beta

 
USBの作成
sudo diskutil partitionDisk /dev/disk12 GPT JHFS+ USB R

Installerの作成
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sonoma\ beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/USB --nointeraction

もっともUSBメモリへインストールしなくても普通のインストーラアプリ起動で 1回目のみ macOS Installer から起動する普通のやり方で普通にクリーンインストールできた

MB 搭載の Intel(R) Ethernet Controller I225-V は従来の Monterey からもってきた AppleIntelI210Ethernet.kext が使えた

ただしインストールしたばかりのときはネットは当然繋がらない(ハードウェア>設定ー手動等行う必要あり、com.apple.DriverKit-AppleEthernetE1000 はあいかわらずうまく動作しない)のでAssistantからはApple ID やら AppStore やらのネット関連は全部SKIPする必要がある

Fenvi T919が使えなくなっていたためやむなく itlwm を使ってみた
MB 搭載の Intel(R) WiFi 6 AX201 160MHzは itlwm.kext と HeliPortで使えた

2023年6月14日水曜日

SATA

自作PCのよいところは大容量HDDをガシガシ載せてしまえるところである

それにはSATAポートがたくさんないといけない

一方でマザーボードのSATAは2-4本とやや少なく、BD/DVDを載せたりするとすぐ足りなくなる

やむを得ずSATA造設カードをいくつか試してみた


ASM1061 pci-e 4ポートsata 3.0カード: 使えず

ASM1166 PCI-E 6ポートカード:使えず

88SE9128 PCI-Eカード:使えなかった

88SE9230 PCI-Eカード:使えたが長時間経つと切断されたりしてしまう;チップの熱暴走?

そんなわけで M.2 スロットに刺す 5ポート SATA変換カードを購入 JMB585チップ

aliexpressのリンク 

しばらく使っているがこいつは良さそうだね

 

2022年10月22日土曜日

VenturaでI225V

 TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4にはIntel Ethernet Controller I225-V が搭載されていて(マニュアルの仕様一覧には Intel® 2.5G イーサネットx1としか記載されていない)Montereyではe1000=0のみで普通に使えたが、Venturaでは使えなくなった

 これは

open /System/Library/Extensions/IONetworkingFamily.kext/Contents/PlugIns

で表示されるプラグインから  AppleIntelI210Ethernet.kext が、Venturaでは削除されているためでした

1. Monterey HDDの  IONetworkingFamilyを下記コマンドで開く

 open /Volumes/MontereyHDD/System/Library/Extensions/IONetworkingFamily.kext/Contents/PlugIns

2. OpenCoreの EFI/OC/Kexts に AppleIntelI210Ethernet.kext をコピー

3. OC Configuratorなどscan/browse登録後に MinKernel 22.0.0に変更

 


4. bootargs の e1000=0はそのまま

これでリブートしたところ、見事認識された

ただしやっぱりハードウェアのpopup menuを手動にしておかないと通信ができなかった

 

2022年8月20日土曜日

Ventura beta

https://github.com/corpnewt/gibMacOS を ZIP でダウンロード

ZIP を解凍


右クリックで “gibMacOS.command”  を「開く」


OSリストが表示されるが “C” を押し Change Catalog


Public をえらぶ


リストに

3. macOS Ventura beta 13.0 (22A5321d)

   - 012-51393 - Added 2022-08-09 17:07:05 - 11.97 GB


が出てきたら 3 を入力


同じフォルダ内の”macOS Downloads”にダウンロードされる


Public/012…-Ventura beta/ に移動


InstallAssistant.pkgを開くと /Applications に Install macOS Ventura beta ができる



USBの作成

sudo diskutil partitionDisk /dev/disk9 GPT JHFS+ USB R


Installerの作成

sudo /Applications/Install\ macOS\ Ventura\ beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/USB --nointeraction


EFI のマウント

sudo diskutil mount /dev/diskXs1


EFIのコピー


ターゲットディスクはフォーマットするときに HFS+でなく APFSとしておくと暴走しない


実際使ってみると Apple IDとApp Store IDを別々にしている場合どうしてもiCloudにログインできない(ログインしようとするとログイン情報の保存のために2つ root access許可ウィンドウがでてきて片方にアクセスできなくなり、結局保存されない)

RCが出るまではお蔵入り


2022年4月6日水曜日

Boot default


システム環境設定>起動ディスクから選んだディスクから、ある程度時間が経ったら自動ブートができるといい

LauncherOptionを Full、RequestBootVarRoutingをTRUEにした

(どうしてもUSBから立ち上げたい場合はNVRAM Resetする)


Windows Entryを追加するには https://mifmif.mydns.jp/alpha/?p=1145 を参照

自分の場合は PciRoot(0x0)/…./\EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi を追加



 

2022年3月17日木曜日

EthernetとAudio(まあまあ成功) EFIを公開します

CPU: intel Core i5 12600KF (6 P core 12 Hyperthread, 4 E core, total 16core)

Motherboard: ASUS TUF-Gaming B660 PLUS WIFI D4

Memory: DDR4 16GB(8x2)

Graphics: AMD Radeon RX 570 8GB

Ethernet: onboard Intel I225-V (Rev 3) と Fenvi T919 WiFi

Audio: onboard Realtek ALC897

Audio は https://bootmacos.com/archives/13987 に従ってAppleALC.kextを最新とし、 layout-id を 12 にするだけでよかった

USBは Windows で USBToolboxを使って同定

WiFi は刺すだけで使えた

Ethernet はI225-Vが Montereyが出てから使えなくなった報告があいついでいる

自分の場合はASUSマザーだったためか、標準のAppleEthernetE1000ドライバで少なくとも暴走はしなかった

これも最初は接続はうまくいかなかった(最初のDHCPサーバからのIPアドレス習得はうまくいくものの以後接続できなくなる)

システム環境設定の「ネットワーク>詳細...>ハードウェア>構成 パネルで、構成を手動とし、通信方式全二重 full duplex(下記スクリーンショット参照)」としたところ、普通につながるようになった 

これはbootargsdk.e1000=0 を追加して強制的にAppleIntelI210Ethernetを読ませた場合でもうまく動作した (Monterey: The boot-arg for enabling Intel I225-V ethernet controller has changed since macOS Monterey 12.3. Use e1000=0 instead of dk.e1000=0.)


IntelI210Ethernetで自宅ぷらら光回線スピードテストしたところがこちら


こんなもんでしょう

en0が使えるようになったので、iMessageなども使えるようになって満足

Intel Bluetoothはまだ使えていない

EFI:  ベースとして下記のものを参照した

https://www.tonymacx86.com/threads/asus-proart-b660-creator-i7-12700kf-msi-rx-560-4gb-thunderboltex-3-tr.319094/

実際いろいろ変更した後の現在動作中の config.plist の EFIをアップロードしておきます

ROM,Serialなどは自分で変更しないと使えません

EFI-TUF-B660-i5-12600KF.zip